弊社はクライアントのご要望に応えるため、北は北海道、南は沖縄まで全国対応しております。

どのような業務を行っているか

 弊社は地中レーダ探査業務を主軸としています。
また、老朽化が懸念される各種インフラの調査として、道路やトンネル・橋梁の調査、道路にある標識や照明等の附属物のスクリーニング調査をおこなっています。

 例として、道路路面下の空洞調査や、工場跡地などの敷地内の配管調査や埋設物(廃材など)の調査、遺跡調査などハンディ型レーダでの調査を行っています。

 また、トンネルでのレーダ調査につきましては覆工コンクリートの巻厚及び背面空洞の調査、コア抜き前の支保工の位置出し、ドリル削孔、空洞の有無を確認するためのスコープカメラ撮影などを行っています。

業務で使用する機械sir-3000/sir-4000

地中レーダについて

 電磁波は空中や地中を伝播するとき、電気的特性の異なる物に当たると反射する性質を持っており、地中レーダはこの性質を利用した探査手法です。
 地表から地中に電磁波を発射し、目標物からの反射を解析することにより、地下の空洞や水道管・ガス管などの埋設管、鉄筋や地層境界面などの位置を非破壊で把握することができます。

ハンディ型レーダ探査

 ハンディレーダ探査では地下浅部(約1.5~2m)の地中情報(空洞、埋設管、埋設物、遺跡等)を効率的に探査します。アンテナを走査し、アンテナ(送信機)から電磁波を地中に放射、地中の電磁気的性質の異なる境界面等で反射した電磁波をアンテナ(受信機)で計測します。非破壊探査のため路面に損傷を与えることなく地下を探査できます。

■下記の対象について探査が可能です

  • 埋設管調査(路面下や敷地内での既設の埋設管等の調査)
  • 空洞・埋設物調査(道路下の埋設物や空洞・地層境界等を確認)
  • 環境調査(跡地などでの土壌に埋設物が残存していないかを確認)
  • 埋蔵遺跡調査、他

道路附属物スクリーニング調査(非破壊試験)コロージョンDr.

 詳細点検による近接目視の結果から必要に応じて超音波パルス反射法による残存板厚調査等をおこないます。近接目視で確認できない亀裂・腐食等に対しスクリーニング調査を実施することで劣化状況を把握することができます。
非破壊技術によるスクリーニング調査で危険個所の把握が絞り込めるようになり、検査の効率化が図れます。

 コロージョンドクターは腐食損傷の程度を定性的かつ簡易に調査することが可能です。SH波振動子および解析ソフトにより、路面境界部を開削することなく腐食か健全かを診断することができます。
 測定は先端先から反射波形と腐食部からの反射波形を瞬時に比較解析処理し、《健全・ほぼ健全・腐食あり》の3分類で判定を表示します。総合判定として試掘の必要がある場合は「判定=×」とし、試掘の必要がない場合は「判定=〇」と画面上で同時に表示します。